きさらぎチャンネル

ノクターンノベルズの埋もれた作家が埋もれた作品を発掘し勝手にレビューするブログ。

これからノクターンに(エロ小説を)投稿しようかな?ってお考えの人に。その1

私は現在短編から130部超えの長期連載物まで書いています。

 

その体験を踏まえてこれから新しく投稿しようかかんがえている人に対しての私なりのアドバイスを書きたいと思います。

 

あくまでも 素人の個人的観点なので正解ではなくこんな考え方もあるんだなくらいで受け止めてください。

 

まず「なんであなたはその話を書くの?」を考えましょう。

 

動機です。

 

1.こんなエロ話を読みたいが見つけられない。ならば自分で書いてみよう。オナニー小説。自分をシコ用。

2.みんなに評価される話を書きたい(作家志望)

 風俗嬢小説。他人をシコ用。

 

理想は両方だっていうのはわかるんですけどね(;'∀')

 

ただ私の持論なんですが

性癖が特化するほどエロさが増す。

 つまり万人受けするエロってエロくないって思うんですよね。

 

①はエロいが限定的(好き嫌いが激しい)自分の性癖を前面に出せる。癖が強い。

②はエロくはないが読者が増える。他人の性癖を優先する。癖がない。

 

こんなイメージです。

あなたはどんな小説が書きたいですか?

 

これは私の肌感なんですが、昔のノクターンは①が主流だったと思います。

しかし、一時期「なろうの18禁版です」勢力がノクターンに流れ込んできました。

つまり今の主流は②になりつつあります。

人気作家とそのファンも一緒に流れ込んできたって感じでしょうか?

 

もともとなろうとノクターンは全く違う味付けで住み分けが出来ていたのですがなろう勢の猛攻にノクターン勢が全滅させられた感すらあります。

おそらく運営もその状況をピンチと捉え、なろうの18禁版として「ミッドナイト」を新設し「ノクターン」の文化を守ろうとしたみたいですがどうなったかは説明すらいらないほどの失敗だったのは明らかです。

 

なのでほとんどが「異世界転移」「ファンタジー」「チート」路線になりましたね。

フランスの本屋が出しそうな内容(ファンタジー感がないリアル寄りなもの)が淘汰されていくのは個人的には残念です。

なので読んでもらえる作品を書くには

異世界転移」「ファンタジー」「チート」のどれか、または全部が必須。

また流行りとして

「男女美醜反転」「タイトルがやたら長い」「ハーレム」

があげられます。

 

現世で不幸な自分が異世界で無双する話←鉄板ですよね。

 

ソードアートオンライン」「オーバーロード」がどれほど神作品なのか思い知らされますね。

 

②の 万人うけする=話が面白い>エロ ←今のノクターン

①のマニアにうける=話がおもろい<エロ 

 その中で高評価が 話が面白い≦エロ←昔のノクターン

 

そして「寝取られ」の有無。

もちろん読まれる作品にしたいなら選択は「無し」です。

 

昔がよかったという話をしたいのではありません。

 しかしながら私の作品が発表したのが昔だからこそ、ここまで評価されたのは事実かなと思います。

 

注意点として

読んでほしいと思う作者の心境は当たり前じゃないですか。

なので傾向として「異世界」「ファンタジー」「チート」の話があふれてきます。

似たような設定の話が増えていく中で自分が書く作品がどう個性を出すか?

性癖に個性を出すと読者も偏ります。

つまり性癖以外でどう個性を出すか?面白い内容を書けるか?になるので小説として求められる完成度が必然的に高くなってきます。

 

前置きが長くなりましたが理想としては

 

先に作品を完成させておく。それを分割して連載する。

 

理由

① 発表する前に完成させた方が必然的に完成度が高い(計画性が高い・ぶれない)

② 更新頻度が早くできる。

 

特に初めて投稿の人には②の更新頻度が重要に思います。

どのペースがいいか?

理想は毎日投稿です。

YouTubeやブログなど一般人が投稿できる媒体が増えてきて必然的に人気ユーチューバーやブロガーは毎日投稿しています。

投稿小説もその分野になりそうですよね。

 

ここで冷静に考えるならば

一般人に小説の毎日投稿は不可能です

それこそブロガーやってますみたいな一日中パソコンで文章を書くような仕事をしているとか本気で作家目指して他の仕事をしていないなどなら可能かもしれません。

 

また当然ながら書くだけではありません。

ネタ作りが必要になります。アイデアは毎日湧き出るものではありません。

それに小説のことばっかり考えていられるような一日ではないのが普通だと思います。

毎日締め切りに追われるようだと精神的にも苦しくなり楽しくなくなりますよ。

 

短所として途中変更がしにくくなります。

ですが、日々の締め切りにとらわれることなく浮かんでくるアイデアを次回作に生かせばいいのです。

あるいは一つの作品が認知されれば応援してくれる読者が出てきます。

毎日投稿ではなくても付き合っていただける有り難いお客様です。

 

では、私がそうしているか・・・・

答えはNOです。

 

なぜならば

私の動機が①番だからです。

勢いと趣味で書いているからです。

 

ここでの注意点は

動機が①だと前回にも書きましたが評価されたら奇跡です。

誰にも評価されないのがデフォルトだと思ってください。

じゃないと自分が潰れます。

自分のオナニー小説なので同じ性癖の人集まれで好きな人だけで楽しめたらいいのです。

1000人勃起させるより100人射精させた方が勝ち。

極論ですけどね(;'∀')

 

投稿小説の楽しみ方は動機によって異なるのです。

 

その2に続く・・・。