発掘作品 その9 ある日吸血鬼になったので、異能を使って人生を満喫する 作者：田中 彼方 氏

ある日吸血鬼になったので、異能を使って人生を満喫する

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　作者：田中　彼方

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あらすじ
冴えない大学生、米倉晶はある日、吸血鬼になってしまう。
血液に対する激しい欲求を満たすため、彼は吸血鬼の持つ「魅了」の力を使って次々と女たちをその毒牙にかけていくのだった――。

・登場する女性は、「普段の生活の中で、駅や学校、ショッピングモールなどで見かける可愛い女の子」というイメージです。
・妄想力にも限度があるので、もし何かアイデア（展開や女性など）があれば教えていただけたら嬉しいです。
・基本的にヤッてるだけ。物語に中身とかないです。
・完全な自己満足小説。登場する女性キャラクターの年齢層などが限られています。(たいてい、女子高生～女子大生)
・投稿は不定期になるかもしれません。（とは言うものの、ストックがなくならない限り、少なくとも週に１話は投稿するつもりです）

2020/06

連載中　全22部分

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何気なく読んでみた作品ですが・・・・

主人公が吸血鬼にかみつかれ自分が吸血鬼になってしまい、「ああ、そうですか」

みたいな感じで受け入れ女性を能力で「魅了」し血を吸って眷属を増やしていくという話です。

思いのほか主人公は「襲ってごめんね」「僕吸血鬼なんだ。あなたは血を吸われたから僕の眷属になったんだよ」と真面目にすべてを明かす性格で、女性も「そっか、魅了されたんだね」みたいな感じで受け入れています。

なんだか「ほのぼの系」なストーリーです。

結構私自身がこういう内容だとダーク系になりがちなんですがこれはこれで有りだなぁって思いました。

ぜんぜんドロドロしてない(;'∀')

作者さんのキャラ愛も感じられ登場人物は魅力的に描かれています。

ただ作者さんも自身で書いていましたがあんまりストーリーを重視していない様子で

「可愛い子を能力で魅了し血を吸って肉体関係をもって」が繰り返されている状況なのですが

シチュエーション小説って感じでしょうか？

これはこれで有り？いやシチュがこれだけ書けているんだからストーリーを？

なんだか複雑な気分になりますね。

面白いのやらもったいないのやら(;'∀')

私がこの話を書くと間違いなく「鬼畜系」になってしまいますが・・・

文章もキャラを生かした丁寧なものになっていると思います。

設定も結構しっかりしていますが今のところ「魅了という催眠」という能力に特化している状態なので今後「吸血鬼である」という設定をどう生かしていくのか？

という感じですかね、まだわかりませんが(;'∀')

またシチュエーション小説としてもいいと思います。

その場合一人一人のキャラは丁寧に書かれている分どのように個性を持たせるか

（差別化）が勝負になりそうですね。

アイデアも募集しているみたいなので感想に書いてみてはいかがでしょうか？

ぜひ一度読んでみてはと思います。